医師

教育体制について

日本脳神経外科学会認定後期研修プログラムについて

秋田県立循環器・脳脊髄センター脳神経外科は、秋田大学脳神経外科を基幹施設とするプログラムの連携施設になっています。

また、徳島大学脳神経外科、中村記念病院脳神経外科、関西医科大学脳神経外科、山口大学脳神経外科の関連施設となっています。

当センターの研修は、脳血管障害のうち、特に脳卒中急性期診療と外科的治療を中心とした研修プログラムになっています。

将来、脳血管障害をサブスペシャリティに考えている専攻医の先生には、顕微鏡手術のトレーニングや、血管内手術に関連したカテーテルのトレーニングも行います。

 

「脳動脈瘤の外科コース」について

専門医資格の有無に関わらず、顕微鏡手術のon the jobトレーニングも行っていますので、脳卒中の外科学会の技術認定医取得を前提とした、クリッピング手術の症例経験ができます。

これまでに当センターで研修して、脳卒中の外科技術認定医を取得した医師は5名、同指導医を取得した医師は2名です。

血管内手術主流の時代に、少ない経験でlearning curveを高める教育を心がけています。

 

脳神経外科専門医取得前後の医師で、当センターでの研修についてご相談があれば、師井第一脳神経外科部長(moroi@akita-noken.jp)までお問い合わせください。

 

リハビリテーション科専門医で「脳卒中専門医」を目指す先生へ

循環器・脳脊髄センター リハビリテーション科診療部では、現在、リハビリテーション科専門医で脳卒中専門医の修得を目指す先生への研修プログラムを開始します。

当センターは脳卒中専門医受験資格に必要な要件を満たしています。

これから日本脳卒中学会に入会される先生

<研修プログラム>

1年目:リハビリテーション科診療部にて脳卒中急性期と回復期リハビリテーション診療に参加する

脳卒中診療部にて回診・カンファレンスに参加する

2年目:脳卒中診療部にて脳卒中診療に参加する

3年目:リハビリテーション科診療部または脳卒中診療部にて「脳卒中診療全般」を学ぶ

責任者:リハビリテーション科診療部部長   佐々木正弘(副病院長) 統括責任者

    脳卒中診療部部長          土井尻遼介

    脳神経外科診療部部長        師井淳太(副病院長)

この件のご質問などは 佐々木が担当しますので、メールでお願いします。

宛先:msasaki☆akita-noken.jp(☆を@にしてください)

 

リハビリテーション科専門医を目指す先生へ

当センター リハビリテーション科診療部では、リハビリテーション科専門医の修得を目指す先生への研修プログラムを開始します。

当センターはリハビリテーション科専門医受験資格に必要な要件を協力型病院(秋田大学整形外科)として満たしています。

<研修プログラム>

製作中

責任者:リハビリテーション科診療部部長   佐々木正弘(副病院長)

    リハビリテーション科診療部     境 梨沙(リハビリテーション科専門医・指導医)

この件のご質問などは 佐々木が担当しますので、メールでお願いします。

宛先:msasaki☆akita-noken.jp(☆を@にしてください)

 精神科の後期研修プログラムについて

後期研修プログラムとは

目的

精神科医として必要な基礎的技術を身につける。また、多職種との連携について学ぶ。指定医に必要な精神医学的素養を養い、法律知識を学び、指定医の資格を取得する。 日本精神神経学会専門医制度による専門医取得に必要な臨床経験、研修を積む。

教育体制
  1. メンター制度:入局後1ヶ月は生活相談を含めた環境・業務導入に関する専門指導医をつける。希望により、期間は延長可能。
  2. 医局に診療技術指導係を置く。
  3. その他の医師も個別事例相談には親切ていねいに応じる。
  4. 病院長(精神科医)回診時に技術指導を行う。
  5. 各病棟には病棟管理医を置き、おのおのの病棟での事例相談、診療調節が可能とする。
  6. 事例により、個別指導医をつける(少数例)。指導医は患者の病状を常に把握、個別に指導する。
教育内容
  1. 指導責任者による定期面談、講義・実技指導、見学、特殊技術指導の4種からなる。
  2. 基本技術、応用技術、ケースレポート作成指導とする。なお、ケースレポートについては指定医を取得するまで徹底して指導するものとする。専門医に関する経験、研修は同制度の基準に拠る。
  3. 具体的プログラムは以下の通り。
    • 指導責任者による定期面談。約3カ月に1回。1回1時間予定。4月、7月、10月、1月、3月。研修の進捗状況確認、個別希望聴取。技術的助言などを行う。
    • 講義・実技指導は必須。講義は教材整備(紙面、ビデオなど)で代替可能なものはそれで対応も可とする。

基本

  1. 不穏患者への対応
  2. 救急患者診察手順
  3. 自殺おそれ患者への対応自殺可能性への評価
    • 自殺可能性への評価
    • 薬物的軽減策
    • 環境的軽減策
  4. 実際的精神科的診察法の基礎
    • 精神所見
    • 内科的
    • 神経学的
  5. 精神科での「診断」の意味
  6. 精神科での「状態像」の意味
  7. 向精神薬の副作用
    • 抗精神病薬の副作用
    • 抗うつ薬の副作用
    • その他の薬剤の副作用
  8. 統合失調症について
    • 急性期:薬物、行動制限、看護との連携
    • 慢性期:生活指導、アドヒアランス強化、副作用観察
    • 社会的処遇の検討
    • 家族指導
    • 福祉制度
  9. 躁うつ病について
    • 概念の変遷
    • 診断上の注意点
    • 薬物療法の基本
    • 患者指導
  10. 「神経症」、人格障害について
    • 「神経症」概念の位置づけ
    • 診断と心理力動
    • 精神療法
    • 補助的薬物療法
  11. 認知症、器質精神病について
    • 認知症
    • 器質精神病
  12. てんかんについて
    • 希望者へ。講義2回

見学

  1. 初診対応:1から3回程度
  2. 再診対応:1から3回程度
  3. 救急対応:希望者のみ

特殊技術

  1. 脳波判読:相談のうえ、計画作成
  2. CT、MRI判読:相談のうえ、計画作成(放射線科専門医対応予定)

注:平成23 年度は部分運用

認知症診療部研修プログラムについて

平成24年4月より、以下のように実施しております。

  • 1年間、月2回(年20回程度)・午後(4時間程度)とします。
  • 認知症診療専任の医師が、マンツーマンで指導します。
  • 認知症診療の臨床現場に、助手として加わっていただきます。

定員は1名で、空きが出た際に募集いたします。 研修内容などは、当センターとその方の状況に合せたものとなります。ご希望の方はお問い合わせ下さい。

募集要項・福利厚生

募集要項

現在募集はありません

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